1999年6月5日
GTA43主催、阿讃サーキット走行会


GTA43とは、高知県のチューニングショップ、オートハウスグレイス、2&4ファクトリー、トリプルAの3社が合同で行う走行会の企画である。3ショップの頭文字より「GTA」、阿讃サーキットのラップタイムを43秒台に突入させようという「43」から名付けられた。ここの走行会でマークしたタイムは、タイムを段階的に区分けして、その段階別に色分けしたステッカーをもらえる。私が狙うは、もちろん45秒台以下の銀色だ(言ってしまった・・・(^_^;)
私自身、RJメンバーあきさんのつてで、以前より2&4ファクトリーの走行会に参加したことがあったため自然とこの走行会にも参加することになった。2&4ファクトリーのオーナー佐野さんは、’99年6/5現在阿讃ランキング2位 の44秒683というタイムを持っている。
当日サーキットについてビックリ!その2&4のFD3Sがものすごいことに・・・・。以前よりタイムアップを狙ってクルマを一から作っていると聞いていたのだが・・・・。

2&4FD3Sその12&4FD3Sその22&4FD3Sその3


2&4FD3Sその42&4FD3Sその5 詳しいスペックはまたの機会に紹介するが、とにかく軽量化と冷却と、ピークパワーでなくレスポンスを狙った感じのクルマだった。これで阿讃サーキット43秒台を狙っているんだと思う。今回の走行会は、シェイクダウン&お披露目だったようで、慣らし程度に走ったのみだった。






走行会自体は、申告タイム毎に4クラス程度に分けてあり、午前中は15分ずつクラス別のフリー走行、午後はフリー走行と希望者による模擬レースだった。

クルマのセッティングは、1週間前のものを参考に前後1/2回転戻しから始めた。タイヤの空気圧は、前回と換えて冷感1.7キロ、温感で2キロとした。走ってみたところ、どうもタイヤのグリップ感がない。プレーキングとコーナーの立ち上がりで顕著に感じる。先週に比べて、明らかに気温が高いので、路面温度との関係なんだろうか?タイヤの空気圧を戻すことも考えたが、しばらくこのまま走ってみた。しかし、46秒台でしか走れない・・・(T^T)

ミクちゃん&金久憲司さんと、その時、「ドライバーの皆さん、集合!」とのアナウンスが。集まってみると・・・・(*^_^*)キャンギャル2名と、派手なレーシングスーツを着た人がいる。聞くと、現在はF−4(フォーミュラ4)に乗っている金久憲司さんというレーシングドライバーと、スピードマスターのキャンギャルとのこと。キャンギャルの一人「ミクちゃん」は可愛かった・・・。
ここで、主催者から「今まで45秒台以下のタイムで走っている人は?」との問いかけに、しっかり手を挙げてしまった。前に呼ばれたのは私ともう1人いかにも20代前半の人。主催者の1人あるトリプルAの店長は「結構年輩のようですがいくつですか?」などと聞いてくるでは。思わず「34です(^^ゞ」と正直に答えてしまった。(後に、この店長は俺のことを「おっちゃん」呼ばわりするのだが。)まだまだ若いもんには負けられんぞー。
今回の走行会は、このキャンギャル2人と記念撮影をしたり、金久さんが車に乗ってクルマの状態を見てくれるとのこと。真っ先に乗ってもらうように言ってしまった。乗る前に色々話していると、関西にあるプレスコというショップのデモカーのクァンタムを入れたFDでTIサーキットなどをテスト走行しているとのこと。自分の車が阿讃のコースを走っているのを外から見るのは初めてだったが・・・かっこよかった・・・。気づいたのが1コーナーへの進入ライン。私はアウトいっぱいを直線的にプレーキングしてステアリングを入れるのだが、金久さんは私のラインより手前から斜めにプレーキングしてコーナーに進入している。ちょっと真似してみようと思った。10周ほどして帰ってきた金久さんから話を聞くと、・足まわりのバランスはいい。・コーナー立ち上がりでロールしてからオーバーステアになっている。・キャンバーはもっと付けた方がいい。(街乗り兼用なので・・・無理)・タイヤのグリップが少ない、ソフトコンパウンドにするべき。とのこと。さっそくリヤのロールを押さえるべく、リヤダンパーの減衰力を上げてみた。立ち上がりでのオーバーステアが減ったうえに、M字コーナーの次の右コーナーでのアンダーステアも減って、進入でかなり穏やかにテールが出てすごくいい感じである。1コーナーの進入ラインも真似して走ったところ、それまでのタイムを0.5秒ほど縮めてついに45秒台に突入。すごくいい感じになった。このころ、45秒台で走行しているのは私を含めてたぶん3人だった。1人は主催者の車。もう1人はなんとS13のシルエイティだった。正直S13系でここまで阿讃で速い車にあったのは初めてだった。結局、午後4時までの段階で1位が45秒3の主催者、2位がシルエイティの45秒5いくら、私は45秒599で3位だった。くやしいー。

RJ3人衆今回私と一緒に参加したRJメンバーは2人、あきさんと、NAKATさんだった。
あきさんはなかなかタイムが伸びなく悩んでいた。(朝一の走行で、「なんかクルマがまっすぐ走らない」と言っていたらタイヤの空気圧が温感で1.2キロだった(爆笑))
NAKATさんは、5型FDのサーキット初走行で張り切ってタイムを詰めていた。NAKATさんと私には「坊主の約束」がある。私が44秒台、NAKATさんが46秒台に入ったら、お互い坊主頭にならなければ行けないのだ。





座り読みNAKAT&あっちむいたあきこの画像は、阿讃サーキットでイニシャルDを読んでイメージトレーニングしているNAKATさんと、タイムがなかなか伸びなくて考え事をしているあきさんである。








4時から希望者による模擬レースだった。主催者のトリプルAの店長が「模擬レースでたい人?」とアナウンスしたらだが・・・シーン・・・誰もいない。結局店長は俺の方を見て「おっちゃんおっちゃん、前に出てきて・・・」と言うではないか。強制参加になってしまった。前出のRJメンバーは裏切り者だったため、参加者として手を挙げなかった。結局10台程度の参加となったが、なんとスターティンググリッドは早くコースに出た順とか言ってるでは・・・。私はガソリンを補給している最中だったので、結局ビリスタート・・・と思っていたらなんと後からRJメンバーの2台のFDが・・・・。裏切り者なんて言ってm(__)m。
スタート前にエンジンを切って、なんかグリッドの前の方ではキャンギャルをコースに出して色々アナウンスしてる。エンジンスタートの放送があったのでエンジンかけて・・・なんてやってたらスタートの日章旗が振られてるでは・・・。慌ててギアを入れて、普通の公道でのスタートをしてしまった。なんか私の後ろではロケットスタートを決めようとしたNAKAT号がいたらしいのだが、私に引っかかったらしい。パワーに物を言わせて、何台かパスしていったところ、前の方で知り合いの1800のS13シルビアが45秒台とは違う金色のシルエイティに手こずっている。コーナー進入でシルエイティはアウトから入るため、知り合いのS13がインに入っていくとすぐかぶせてくる。後ろから見てても危険だった。が、私もそれらを抜かないことには前に出られないので、1コーナー進入で知り合いのインには入り立ち上がりでパス、そのまま2コーナー進入でシルエイティのインに・・・\{>o<`}/ギャーッ!ムチャクチャブロックする。見てるのか見てないのか分からないが、コーナーで後ろにピッタリ着いているのに気が付いてないのか?3周ほどひたすらつつきまくって、やっと最終コーナー立ち上がりでパス。それからは前を行くほかの車を追いかけたのだが、ブロックされ続けて差が開いていたため捕らえることは出来なかった。
レースが終了してみると、シルエイティをパスした後の、前を追いかけて走っていたタイムが45秒501と、今日の自己ベスト、今までのベストタイムの0.1秒落ちだった。やったね。これでタイムアタックの時に私より速かったシルエイティを抜いて参加車中2位になった。ホントはトップ取りたかったけど・・・。

トップタイムだ!!その後の表彰式では、主催者のタイムははずすと言うことで、私がトップタイムとなり、賞品としてスピードマスターのオイル「レーシングスペシャル5w50,4リッター缶」をもらった(^_^)









ステッカーまた、タイム別のステッカーも、45秒以下のクラスの銀色をGet!!
今回の走行会は、タイム計測のモニターに出る12台分にはいるには46秒台で走らなければならない、と言うようなレベルの高いものだった。そういう場所で走るのは自分自身にもいい結果を生んだし、走行自体も内容が濃いいい物だったと思う。次は8/14のGTA43走行会だ。


ハゲハゲリップしかし、攻めすぎて2コーナーでグラベルまでコースアウト、リップスポイラーが・・・・(T^T)