自己診断チェックランプ



FD3Sには自己診断機能があり、センサーやバルブなどの故障診断をしてくれる。自己診断の方法は、「ディスクモニター」とか「DTS−1000」などと呼ばれる機器を取り付けて判定する。
これと同じ機能を持たせる方法が、CARBOY誌1999年6月号に載っていた。材料は発光ダイオードと配線とはんだ。工具ははんだごてくらい。

チェックランプ使用状況
作り方、使用方法などの詳細は雑誌を参考にしてください。

このチェックランプを自分のFDに取り付けて診断してみた。
結果・・・13.圧力センサ、42.ソレノイドバルブ(ターボプリコントロール)、43.ソレノイドバルブ(ウエストゲートコントロール)の3つが異常と診断された・・・(T^T)
2つのソレノイドバルブについては、整備書に従って抵抗の測定をしたのだがタ−ポプリコントロールバルブは31.3Ω、ウエストゲートコントロールバルブが31.2Ω(両バルブの規定値29〜33Ω)と正常な値。圧力センサについては時間が無く未チェック。
私の車は、F−conVとEBS3が取り付けられているのだが、それが診断に関係しているのかもしれない・・・・が未確認。次回、それらを取り外して診断してみたい。

ということで、一週間後の7/10、異常診断のチェックを行った。
まず、前回と同じ3つの異常が出ることを再確認した上で、整備書に従って圧力センサのチェックを行った。チェック方法は、アイドリング時及びアイドリング時にセンサへのホースを抜いて栓をしたときのセンサの端子間電圧の測定。結果は、アイドリング時1.55V(規定値1.3〜1.6V)、ホースはずし時2.64V(同じく2.38〜2.78V)と正常値であった。
つぎに、一度CPUをリセットした後、EBS3+シーケンシャルアダプターを取り外して自己診断させてみた。結果は13.圧力センサのみ異常と診断された。
さらに、F−conVも取り外して、ノーマルCPUのみで自己診断させたところ、異常診断は全く出なかった。
予想通り、F−conVとEBS3が自己診断に影響したようである。両方を取り付け後、再度自己診断させたところ初回と同様の3つの異常が出た。とりあえず心配することはないという結果でよかった。
しかし、雑誌もここまで書いて欲しいものである。4型の圧力センサなんて、2万円以上する。間違って購入する人が気の毒だ。