レインフォース取り外し


フロントバンパーに穴あけを行う際、取り外してみたレインフォースを持つとそこそこの重さがある。吸気温度低下対策のためにダクトを引くとなると、そのレインフォースも加工する必要が出てきたため、思い切って取り外すことにした。

・フロント
バンパー固定ナット詳細な取り外し要領は整備解説書を参考にするとして、とにかく取り付けのボルトとナットを取り外していく。フロントフェンダーとバンパーの取り付け部は、ヘッドライト横の袋状になった部分に3つのナットがあるが、特にヘッドライト脇のナットは取り外しづらい。これは、フロントウインカーを取り外した部分より手を入れるとはずしやすい。
この部分の他にもナットを取り外すと、バンパーは前に向かって引き抜くことができる。ただ、バンパーのボルトのねじ山がフェンダーの穴に引っかかったりして取り外しにくいのと、バンパーを引き抜くとき、バンパーより出ているボルトがバンパーがたわんでフェンダーに接触し傷が付く可能性があるので慎重に。




バンパー取り外しレインフォースバンパーを取り外すと、レインフォースが姿を現す。樹脂かFRPかなにかで作られている。
取り外したレインフォースの重量を体重計で測ってみると、約5kgであった。





・リヤ
リヤも詳細は整備解説書を参考に。
トルクスねじの代用バンパー取り外しにあたって、「トルクス」というボルトが使われている。これは専用の星形のレンチがないと取り外せないのだが・・・・、がれーじSakaiでは、寸法の合う六角レンチで無理矢理ゆるめた。これはうまくやらないとトルクスねじの頭を潰してしまう可能性があるのでおすすめしないが・・・。




話は前後するが、バンパー取り外しにはリヤ回りの内装をほとんどはずす必要がある。私のFDは、ロールケージのリヤ側を内装に貫通させているため簡単にリヤ回りの内装を取り外せないため、内装の一部をはずして隙間より手を入れて作業した。この場合、作業性が著しく悪いのと、手が傷だらけになることが注意点。また、このボルト取り外し時にリヤフェンダー内にものを落とすと、そう簡単には手が届かず取れなくなるのでこれにも注意が必要。
バンパー取り外し自作ステーバンパーが無くなると、レインフォースと衝撃吸収用の発泡スチロールが見える。
リヤのナンバープレートとライセンスランプは、レインフォースに直接ボルト&リベット止めされている。リベットの取り外しは、ドリルでリベットを取ってしまう。
レインフォースをはずすことで、ナンバープレートとライセンスランプの取り付けができなくなるため、ホームセンターなどで売っている汎用ステーを組み合わせて取り付け台を自作した。

 リヤのレインフォースは、アルミ製にも関わらず6kgの重量だった。
「リヤのレインフォースをはずすと、高速走行時にバンパー内部に風を巻き込んでバンパーがばた付くためバンパーに穴をあける」という話を聞いたことがあるが、今のところなにも対策していない。高速道路を走ったくらいでは、レインフォースばた付く感じは伝わってこない。実際外から見たらどんなものだろう?








前後のレインフォースを取り外すことで、11kgの軽量化になった。これがすごいかどうかはそれぞれの判断によると思うが、衝撃吸収部分が無くなったと言うことは・・・・。皆さんは真似しないように。