GTA SUPER RAP CHALLENGINGCLUB1999年8月14日
GTA43主催、阿讃サーキット走行会


6/5に引き続き、GTA43の走行会に参加してきた。
6/5の時から車が変わった点と言えば、ラジエーター・コンデンサ傾斜などの冷却系、エンジンのリジッド化、バッテリーの移動、リヤスプリングを12から14kにしたくらい。リヤスプリング以外はラップタイムにはあまり関係がないのと、6月より確実に暑くなっている気候を考えると、今回はできれば前回のタイム45秒501と同じくらいのタイムを出したいと思いながらサーキットにやってきた。今回ドライビングで試してみようと思ったのが、プレーキングで頑張りすぎないこと。「コーナー進入で、とにかく奥まで突っ込んでタイムを詰めよう」と考えがちなのだが、ある程度の余裕を持ってブレーキングし、ライン取り及び立ち上がりスピードのアップに気を付けて走ろうと思っていた。

風景寝るRJメンバー当日の天気は、程良い曇り空で、カンカン照りになるよりはタイムを出しやすい状況である。
今回の走行会には、ROTARY JAPANからは、ばたやんあきさんかめそんさんが参加した。


受付の時、前回の走行会で私を「おっちゃん」呼ばわりしたショップ「トリプルA」の岡本店長に会ったのだが、またまた捕まった・・・。私を捕まえて、近くの女の子に「僕(岡本店長)とこの人(Sakai)どっちが年上やと思う?」と聞くではないか!!女の子曰く「背が高いから岡本さんが年上」との返事(^0^)/キ゛ャハハ。岡本さんはマジでがっかりしていた・・・。

いつものようにタイヤをSタイヤに交換していたところ、計測器の配布をするとの放送が。今回、参加者の数に対して計測器が3人分足りないとの話を聞いていたが事前に計測器の申込書に記入していたので、気にせず受け取り場所に行ったところ・・・・ガーン、計測器はすべて配布されたとのこと・・・・。3人のうちの一人になっちまった・・(T^T)タイム計測のないサーキット走行など走る意味がないと私は考えているので、とにかく主催者の3つのショップのうち一番親しい2&4ファクトリーの佐野店長のところに抗議に行った。しかし、もう配布されていたのでどうにもならないと謝られたのだが、こっちも引き下がれない・・・。困ったって話していると、先ほどのトリプルA岡本店長が通りがかって主催者側に5つ計測器をキープしているとのこと。そのうち1つ、2&4の割り当て分を私に譲っていただいた。佐野さん、岡本さん、ありがとう、感謝です。

今回の車のセッティングとしては、リヤスプリングを14kにレートアップしたこともあって、減衰力はフロント・リヤとも1回転戻しとした。前回まではダンパーの減衰力はほとんど最強としていたが、バネでロールを押さえる分減衰力を弱めてみた。

走る前にタイヤのエア圧を見たところ、冷感1.5キロ。これはたぶん低すぎるのだが、サーキットに備えてあるエアコンプレッサーの回りが、参加者の車両で混雑していたため、数周様子見で走ってタイヤを発熱させて内圧を上げてみることにした。さすがにタイヤの剛性感もなく、5周でピットイン、タイムは46秒277程度。発熱もまだ甘く1.7キロ程度だったため、今の状態で2.0キロまでタイヤにエアを入れ再度出走。数周走ったのだが、弱アンダー気味でものすごくいい感じ。特に最終コーナーで今までより早いタイミングでアクセルを入れることができ、リヤスプリングのレートアップが成功したのがわかった。タイムも10週目にして45秒653と、前回の0.1秒落ち、私自身のベストラップの0.2秒落ちとまずまず。セッティングはこのままで、しばらく走ってみたのだが、なかなかこれ以上のタイムはマークできなかった。この時点で、参加者の中では2&4ファクトリーの佐野店長のスペシャルFD3Sが45秒台前半、私がそれに次ぐ2番時計。このFDは前回の走行会のページで画像を載せているが、とにかくすごい。目標は43秒台とのこと。私は勝てる気がしないし、主催者を除く一般参加者の中では私がトップタイムだったので満足。

ROTARY JAPANのメンバーは、ばたやんは元々ドリフトはなのだが、今回タイム出しで走ってみてタイムが伸び悩んでいた。ただ、ばたやんFCのエキゾーストノートはこれぞREって言う感じのいい音だと個人的には羨ましい・・・。あきさんは、EBSが突如として変な数字を表示したり、電源が切れたりするトラブルに見舞われてはいるが、確実にタイムをのばしてきて46秒台の中盤。かめそんさんは、初めての阿讃であるがなかなか頑張って走っている。慣れるにつれてタイムもどんどんアップしていた。
寝るばたやんあげっち あき号かめそん&たこ8夫婦

昼休みを挟んで、気温が高くなってきたためタイムアップは難しいかなと思っていたら、2&4FDが44秒8のタイムを出した。勝てないとは思っていても、かなり刺激されてさらにタイムを詰めようと走ってみた。セッティングの変更としてリヤダンパーの減衰力を1/4回転強くしてみた。さらにドライビングを変更してみた。というのは、私自身はコーナーにブレーキングを残してブレーキで車速をコントロールしながら進入するのだが、そのコントロールする速度をもう少し上げてみることにした。コーナーによっては減速しすぎている気がしたから。特に2コーナーと最終コーナーで効く気がする。
走ってみて、一度ピットインしてタイヤの内圧を調整して再度走り出したところ、なんと!!!去年の12月に記録した自己ベストである45秒418を大きく上回る45秒190のタイムが出ているでは。自分自身パワー系に大きな変更でもしない限り夏の季節に自己ベストを記録することは無理だと思っていたためびっくりしたが、またまた底知れぬFD3Sのポテンシャルを感じた。これからの季節を考えると、さらなるタイムアップが予想されるし、車の性能を引き出す楽しみが出てきた。前出の岡本さんによると、「このタイヤ(032Rハード)でよくここまでタイム出してるね」とのこと。ブリジストンRE540Sにすれば0.5秒はタイムアップするとのこと。前回の走行会でもプロレーサーの方に同じことを言われた。楽しみはいっぱいある。

走行会の締めくくりは、希望者による模擬レース。スターティンググリッドは前回と同じく早く並んだ順。私はレースよりもレースでトップにたつとクリアラップが取ることができてタイムアタックができると思い2番グリッドより出走。だが、スタートでは1番グリッドにいたランサーエボリューション(4か5か6?よく覚えていません)に前に出られて、失敗。さすが4駆。コーナーでのブレーキング、コーナリングスピードでは圧倒的に私の方が早いのだが、コーナーで前を遮られるため、結果的にコーナリングスピードを落とされ、それが立ち上がりに響いて直線では並ぶまでしかできない。1コーナーや2コーナーではインにはいることはできるのだが、相手がどんな人か知らないので私の気の弱さより結果的に引いてしまって前に出ることはできない。前を行くランサーにばかり気を取られていたら、FCに1コーナー進入でインに入られてしまい、ここでも気の弱さより引いてしまった・・・(T^T)結局2番グリッドスタートにも関わらず3位でフィニッシュ。ストレスの溜まる模擬レースだった。ちなみに模擬レース中のラップタイムって47秒台。2秒も遅いタイムで周回させられた・・・。何度バンパーをぶつけてやろうと思ったことか・・・・凸(-_-メ)レースでの駆け引きとかはまだまだ課題がいっぱいと実感。

最後の表彰式では、またまた岡本店長に年寄り呼ばわりされ、「若者たち、おじさんをやっつけるように」と参加者に言っていた。まだまだ負けないよ。
今回は残念ながら商品がなかったが、シリーズチャンピオンには何かくれるらしい。今のところ私が2回のトップを取っているのでこれからも頑張ります。